Effective Medical Creation/EMCとは
患者・家族・医療従事者の五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)を刺激し、
想感(知恵+思いやり)のもとに行動する医学的メソッドです。
Creative thinking(創造的思考)、Critical thinking(医学的思考)、
色彩学を融合することによって得られる医療における“個々の気づき”を尊重することで、
ストレス軽減、コミュニケーション向上、QOL(生活の質向上)、ウェルビーイングなど、
医療および医療現場に関わるすべての人・環境の改善に寄与します。
五感から受けた刺激を良いものにしたいと思うのは、ハートフルな視点である想感があるからです。
心地よい環境で、円滑なコミュニケーションで、気持ちのよい働き方で、といった理想を実現するには、
エビデンスや数値、概念、ルールをも超えて生まれる知恵が時に必要です。
誰かのために、自分のために最善を尽くそうと行動するからこそ生まれる知恵は、
他者あるいは自身に対する思いやりが行動という目に見える形に進化したものと言えます。
エビデンス重視の医療業界ですが、エビデンスだけでは解決できないことが多分にあります。
EMCは、医療従事者の専門的な視点だけでなく、ハートフルな視点が不可欠であると定義しています。
エンブレムについて
EMCが重要だと考えている、五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)+ 想感(知恵+思いやり)と、
行動の指針となる Creative Thinking & Critical Thinking をエンブレムで表現しています。
【目=視覚】【耳=聴覚】【手=触覚】【口=味覚】【鼻=嗅覚】【🖤=想感(知恵+思いやり)】の シンボルマークを
輪の中に示し、中央下地には花が開花し平和な空間を表現した日本の伝統工芸である蒔絵(まきえ)を用いています。
蒔絵の上には、BRAIN と HEART を強調したCreative Thinking & Critical のブロンズデザインです。
大きく拡げたブロンズの翼は、今までの古い歴史のもとに新しい知恵と先進技術を駆使して
羽ばたくEMCの存在を表現しています。